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【校長先生のお話】 [校長先生]

朝会の話
「金環日食」
                              校長  清水 晶子
5月14日 
来週の月曜日21日は、この間黒島先生から、説明があった金環日食が起こります。
太陽の部分が月に隠されて太陽がリング状に見えます。
太陽が月に隠される現象でしたね。
日食の始まりは午前6時台から終わりは9時頃にかけて起こりますが、
太陽がリング状に見えるもっとも注目の時間帯は7時半頃から7時37分頃までです。
東京で見ることができるのは127年ぶりなんと江戸時代の時以来なのです。
国内では1987年9月に沖縄で見られて以来25年ぶりです。
そして、次回の日本で見られる金環日食は、北海道で18年後の2030年6月1日だそうです。
6年生は30歳になっている人もいますね。
東京で見ることができるのは、125年後です。
貴重な体験なので是非皆さんに見てもらいたいと思います。

さて、この日食ですが、昔、中国では、紀元前、今から2500年前以上から、
日食が起きるのは天の警告で不吉、悪いことが起きる前兆だと恐れられていました。
たとえば日食が起きると、国を治めていた人が亡くなったり、国が亡びたりすると言われていたのです。
ですから、いつ日食が起きるか、日食の観測がしっかりなされていて、
いつ起きるか2000年前の計算されたものが、
現在コンピューター計算したものと変わらないということです。すごいですね。

日本では、平家物語に語られている水島の合戦、
日食が起きることをはじめから予想していた平家が、その時に敵地に挑み、
太陽が欠けていくことに恐れた敵陣を一気に攻め勝ったという記録も残されています。
いろいろな言い伝えがあります。調べて見ると楽しいですね。

さて最後に、黒島先生からもお話があった注意をします。
まず1つ目です。
それは黒島先生からも話があったように、太陽をじかに見てはいけないということです。
太陽の光は非常に強く、太陽を直視すると、目を傷つけてしまいます。
日食網膜症という目の病気になることがあるのです。場合によっては、視力が落ちるということになります。
今、日食観察グラス(遮光板、太陽めがね、日食グラス)が売っているので
お家の人に言って買ってもらって、それを使って観察しましょう。

2つ目です。これも黒島先生から注意がありました。
日食が起こっているのは朝の登校時間にもあたります。
通学途中の道路などで、空を見上げてしまうと交通事故に遭う恐れもあります。
通学途中は、いつものように車に気をつけて登校してください。
 なかなか観察することの出来ない金環日食です。貴重な機会です。
是非安全に観察してほしいと思います。
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